好きなキャラも将来の夢も変化? 女子小学生の“好き”“憧れ”の現在地をJS研究所が分析

2026/07/07

『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部によるリサーチプロジェクト「JS研究所」が、女子小学生(JS)を対象に「好きなキャラクター」「将来なりたい職業」「憧れの人」に関する最新調査を実施。学年による違いを分析すると、女子小学生たちの“好き”や“憧れ”の変化が見えてきました。

低学年と高学年で好きなキャラクターに違いが

「好きなキャラクター」について調査したところ、低学年では1位「ひみつのアイプリ みつき」、2位「シナモロール」、3位「すみっコぐらし」という結果になりました。「ひみつのアイプリ」はトップ10に4キャラクターがランクイン、低学年女子小学生から高い支持を集めていることがうかがえます。

一方、高学年では、低学年で5位だった「ちいかわ」が1位、さらに「たまごっち」や近年再ブームとなっている「ポチャッコ」が上位にランクインするなど、長く親しまれてきたキャラクターへの支持も見られます。アニメやゲーム、グッズなどキャラクターとの接点が広がる中で、低学年とは異なり、中高生や大人の女性に似た嗜好性に変化していく様子が見てとれます。

将来の夢にも学年差 高学年ではクリエイティブ職が人気に

「将来なりたい職業」について調査したところ、低学年では1位「アイドル」、2位「パティシエ」、3位「漫画家」、4位「YouTuber」といったように、表舞台で活躍する仕事や、好きなことを仕事にできる職業が上位を占めています。

高学年では「漫画家」「イラストレーター」「YouTuber」「VTuber」「デザイナー・ファッションデザイナー」など、クリエイティブ職が数多くランクイン。

「漫画家」「Youtuber」が上位を占めるところは低・高学年とも共通でも、学年が上がるにつれて、身近で想像しやすい仕事よりも、少し遠い想像の世界での仕事への関心が高まっている様子がうかがえます。

女子小学生における“憧れ”のトレンドは明確かつ強固に

「この人みたいになりたい!と思う人」の調査では、低学年では1位「しなこちゃん」、2位「お母さん」、3位「ひみつのアイプリ みつき」、4位「学校の先生」、5位「アイドル」という結果になりました。家族や先生といった身近な大人に加え、SNSやアニメなどで親しむ“推し”への憧れが強いことがわかります。

高学年では1位「お母さん」、2位「親」、3位「学校の先生」と、身近な大人が上位を占めた一方で、4位「インフルエンサー」、6位「まいた菜穂さん(『ちゃお』の漫画家)」、7位「カラフルピーチ」、10位「しなこちゃん」など、自分の作品やコンテンツを発信するクリエイターや発信者もランクイン。「将来なりたい職業」で漫画家やイラストレーター、VTuberなどクリエイティブ職が人気を集めた結果とも重なります。

こうした傾向は、前回の調査でもほぼ同じような回答結果(関連記事)であることから、近年の女子小学生のトレンドであることは明確なようです。

SNSや動画配信、AIがより深く生活に浸透していく時代になっている以上、このトレンドは当面変わることなく、より強固になっていくことが予測されます。

『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集長が読み解くアンケート結果

今回の調査では、好きなキャラクターや将来なりたい職業、憧れの人を通して、女子小学生たちの“憧れ”が学年によって変化する様子が見えてきました。こうした結果について、各誌の編集長は次のようにコメントしています。

「好きなキャラクターの結果は、ちゃお読者がアニメ・ゲーム・グッズなど、より多様な接点をもつようになることを反映していると考えられます。なりたい職業については年齢が上がるにつれ、より自分の好きなもの/ことが明確になってきていることがわかる結果となりました。そして漫画誌である『ちゃお』の読者にとっては、やはり漫画家さんは憧れ。まいた先生個人がランクインしている点は非常にうれしいところでした」(ちゃお編集長)

「『ぷっちぐみ』は、3つの質問すべてで『ひみつのアイプリ』人気が影響したアンケート結果になりました。将来の夢もアイドルが1位でしたが、『アイプリになりたい』という意見も多く見られました。YouTubeをはじめとしたSNSからも影響を受けているようですが、やはりテレビなどでよく目にするタレントさんなどに好印象を持っているようです」(ぷっちぐみ編集長)

JS研究所から次世代マーケットのリアルデータを分析

JS研究所は、2022年に小学館の『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部が共同で立ち上げたリサーチプロジェクトです。毎月5,000通を超える読者アンケートを定量・定性両側面から分析し、女子小学生の価値観や行動をリアルタイムで可視化しています。誌面づくりだけでなく、企業との共同調査やコラボ商品開発、イベント企画などへの活用も期待され、次世代マーケットの生データを扱うプラットフォームとして注目を集めています。

今回の調査では、好きなキャラクターや将来の夢、憧れの人への回答を通して、女子小学生たちの“好き”や“憧れ”が学年とともに変化していく様子が見えてきました。JS研究所では、こうした子どもたちの価値観や興味・関心の変化をこれからもていねいに可視化し、読者のリアルに寄り添う企画づくりにつなげていきます。

<アンケート調査方法>
『ぷっちぐみ』2026年4・5月号
「好きなキャラクター」「将来なりたい職業」「憧れの人」に関する調査
・調査期間:2026年3月1日~4月20日
・調査対象:『ぷっちぐみ』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:888
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

『ちゃお』2026年4月号
「好きなキャラクター」「将来なりたい職業」「憧れの人」に関する調査
・調査期間:2026年3月3日~3月30日
・調査対象:『ちゃお』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:1,000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

■ぷっちぐみ公式サイト
https://pucchigumi.net

■「ちゃお」編集部公式サイト「ちゃおプラス」
https://ciao.shogakukan.co.jp/

■「ちゃお」編集部公式X(Twitter)
@ciao_manga

各媒体資料ダウンロードはこちら

“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて

小学館では、女子小学生を対象とした「JS研究所」とともに、「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」による、おもに男子小学生を対象とした意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。

コロコロコミック研究所

概要男子小学生のリアルを定期レポート
ターゲット男子小学生

関連する記事はこちら:

『月刊コロコロコミック』媒体資料のダウンロードはこちら:

関連する記事・事例のご紹介

関連メディア情報

マンガ・キャラクターのビジネス活⽤はこちらからお気軽にご連絡ください。

利用規約について