子どもたちにも人気チョコ菓子論争勃発? 外食人気トップは納得の? 女子小学生の食文化をJS研究所が分析

2026/06/18

『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部によるリサーチプロジェクト「JS研究所」が、女子小学生(JS)を対象に「食」に関する最新調査を実施。好きなチョコレート菓子や食べ物、よく利用する外食チェーンの結果から、女子小学生たちのリアルな“食コミュニケーション”が見えてきました。

女子小学生も定番チョコで論争? ブランドチョコにも興味が

高学年に「好きな市販のチョコレート菓子」について調査したところ、1位「たけのこの里」、2位「きのこの山」、3位「ポッキー」、4位「キットカット」という結果になりました。

「たけのこ」「きのこ」は、ネットやSNSでちょくちょく「どちらが好き」論争が起こる定番のチョコ菓子ですが、小学生世代にもツートップとして支持されている様子がうかがえます。

「バレンタインデーでは誰にわたす?」という質問では、低学年では1位が「家族」、高学年の1位は「お友達」で、好きな人や家族を上回る結果に。バレンタインデーが家族イベントから友達同士のイベントへ変化していく様子もうかがえます。

こうした友チョコ文化の文脈で見ると、一本ずつ配りやすい「ポッキー」や、小分けの「キットカット」など、「シェアしやすさ」が「好き」の基準の1つになっていることがうかがえます。

さらに「ゴディバ」「リンツ」「リンドール」といった高級チョコレートを挙げる個別回答も見られ、少し背伸びしたブランドへの関心もうかがえる結果となりました。

すし、オムライス、ハンバーグ…定番メニューが人気の一方、食の多様化も

「好きな食べ物」について調査したところ、低学年では1位「おすし」、2位「フライドポテト」、3位「ラーメン」、4位「カレーライス」、5位「オムライス」という結果になりました。

高学年ではトップ5のメニューはほぼ同じながら「オムライス」がトップに。さらに「ハンバーグ」が僅差の2位に浮上。いずれも家庭やファミレスで気軽に楽しめる身近な人気メニューが定着している様子がうかがえます。

なお、高学年の少数回答には「カオマンガイ」「フォー」「ガレット」「キャロットラペ」「人参シリシリ」など、多国籍・個性派メニューの名前も挙がりました。SNSやレシピ動画の普及による食の多様化や、家庭でさまざまな国の料理を楽しむ機会が増えていることが、子どもたちの好みにも影響しているのかもしれません。

外食チェーン1位はマクドナルド、回転寿司も根強い人気

「よく利用する外食チェーン」について調査したところ、低学年・高学年ともに1位は「マクドナルド」という結果に。店舗数の多さや親しみやすさに加え、期間限定メニューやコラボ施策なども女子小学生の関心を集めていると考えられます。

また、3大チェーンである「くら寿司」「はま寿司」「スシロー」を、「回転寿司」として合計した場合、低学年ではマクドナルドを逆転。

「好きな食べ物」が「すし」であることに加え、タッチパネル注文や豊富なサイドメニューで子ども自身が“選ぶ楽しさ”を感じられる仕組み、ファミリー向けに特化したキャンペーン企画などによって、回転寿司チェーンは支持の獲得につながっているようです。

女子小学生の食に見る、コミュニケーションの変化

今回の調査では、“友チョコ”や回転寿司チェーンの人気などから、女子小学生たちにとって食がコミュニケーションツールのひとつになっている様子もうかがえました。こうした結果について、各誌の編集長は次のようにコメントしています。

「バレンタインの相手が、低学年では『家族』、高学年では『お友達』が1位となり、学年が上がるにつれて“友チョコ文化”が広がっていく様子がはっきりと見て取れる結果でした。

好きな食べ物も『オムライス』『ハンバーグ』といった定番に加え、『カオマンガイ』『ガレット』といった多国籍料理まで挙がり、JSたちの世界が少しずつ広がっていることを感じます」(ちゃお編集長)

「『ぷっちぐみ』読者の低学年JSの人気のお菓子はダントツでグミ! 3割以上の読者が『スーパーなどで買うお菓子』に選んでいました。次いでチョコ、ポテトチップ…と続くのが、例年の傾向です。

また、ごはん部門ではお寿司が不動の1位に。グミやチョコは、友達と遊ぶときにお気に入りを交換したり…、お寿司は、回転寿司へ家族・友達家族と一緒におでかけしたりと、食がコミュニケーションツールの1つになっている印象です」(ぷっちぐみ編集長)

JS研究所から次世代マーケットのリアルデータを分析

JS研究所は、2022年に小学館の『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部が共同で立ち上げたリサーチプロジェクトです。毎月5,000通を超える読者アンケートを定量・定性両側面から分析し、女子小学生の価値観や行動をリアルタイムで可視化しています。誌面づくりだけでなく、企業との共同調査やコラボ商品開発、イベント企画などへの活用も期待され、次世代マーケットの生データを扱うプラットフォームとして注目を集めています。

今回の調査では、友チョコを通じたコミュニケーションや、学年による食の好みの変化、回転寿司チェーンに代表される“参加型の食体験”など、女子小学生たちの食文化のリアルが見えてきました。JS研究所では、こうした日常の食やコミュニケーションに表れる価値観の変化をこれからもていねいに可視化し、読者のリアルに寄り添う企画づくりにつなげていきます。

<アンケート調査方法>
『ちゃお』2026年3月号
「チョコレート菓子」に関する調査 
・調査期間:2026年2月3日~ 2月20日
・調査対象:『ちゃお』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:1,000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

『ちゃお』2025年6月号「ちゃおっ娘BIGアンケート」
「お菓子」「食事メニュー」「外食チェーン」に関する調査
・調査期間:2025年5月3日~ 5月20日
・調査対象:『ちゃお』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:500
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

『ぷっちぐみ』2025年6・7月号「BIGアンケート」
「好きな食べ物」「外食チェーン」「バレンタイン」に関する調査
・調査期間:2025年5月1日~ 6月20日
・調査対象:『ぷっちぐみ』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・有効回答数:集計数:1,000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

■「ちゃお」編集部公式サイト「ちゃおプラス」
https://ciao.shogakukan.co.jp/

■「ちゃお」編集部公式X(Twitter)
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“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて

小学館では、女子小学生を対象とした「JS研究所」とともに、「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」による、おもに男子小学生を対象とした意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。

コロコロコミック研究所

概要男子小学生のリアルを定期レポート
ターゲット男子小学生

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