“平成レトロ”に興味津々!? 男子小学生の最新ホビー事情をコロコロコミック研究所が調査

2026/06/10

コロコロコミック編集部によるリサーチプロジェクト「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」が、男子小学生を中心とした読者を対象に「平成レトロ」に関する最新調査を実施。ファミコンやミニ四駆など親世代の玩具で遊ぶ実態から、現在の遊びやコミュニケーションのリアルが見えてきました。「リアルな関係」を通した情報共有、懐古ではなく「未知との邂逅」など令和小学生ならではの“平成レトロ”との向き合い方もうかがえます。

平成レトロは男子小学生にも? 過半数が親世代の遊びを体験

近年、「平成女児」ブームなどをきっかけに注目を集める“平成レトロ”。今回の調査で「おうちの人が子どもの頃に遊んでいたモノ」で遊ぶことがあるか尋ねたところ、半数以上が「ある」と回答。男子小学生の間でも、親世代が遊んでいた玩具やゲームに親しむ動きが広がっていることが見えてきました。

スマホひとつでゲームや動画を楽しめる時代の中でも、親世代の遊びに興味を持つ小学生は少なくないようです。女子小学生を中心に広がっていた“平成レトロ”の波は、男子小学生にも浸透し始めているようです。

ファミコン・ミニ四駆・DS…令和小学生に人気の平成トイ

「おうちの人が子どもの頃に遊んでいたモノで遊ぶ」と答えた小学生に、具体的にどの玩具やゲームで遊んでいるかを聞いたところ、1位は「ファミコン」、2位は「ミニ四駆」、3位は「DSシリーズ(ニンテンドーDS/3DSなど)」という結果になりました。

さらに、「たまごっち」「ベイブレード」がランクイン。世代を超えて親しまれている玩具や、リバイバル展開が続くコンテンツが、令和の小学生にも支持されているようです。

「親と遊べる」が魅力? 現代のキッズに刺さる理由

平成レトロ玩具で遊ぶ理由については、「おうちの人と一緒に遊べるから」が最多となりました。親子で共通の話題を楽しめる点も人気につながっているようです。

また、「見た目やデザインがかっこいい・かわいい」「おうちの人が遊んでいた時代に興味がある」「今のモノより難しくて、燃える」「少し不便なのが、逆に新しい」といった声も寄せられました。現代の高画質なゲームやユーザーフレンドリー設計に慣れた世代にとっては、ドット絵やクリアのハードルの高さが、逆に新鮮な体験として受け止められているのかもしれません。

そのほか、「バグが多くて逆に面白い」「今のベイブレードと戦わせたい」といった回答も見られ、古いモノならではのデザインや、自分たちが知らない時代への関心、いわば「温故知新」感覚で“平成レトロ”を楽しんでいる様子もうかがえます。

平成レトロは「リアルな関係」から広がる

おうちの人が子どもの頃に遊んでいたモノを知ったきっかけについては、「おうちの人」が圧倒的1位となりました。親世代が持っていた玩具やゲーム、家庭内での会話などが“平成レトロ”への入り口になっているようです。

また、「友だち」「YouTube」「学童で流行っている」「ニンテンドーミュージアムで知った」といった回答が寄せられた一方で、「SNS(X、TikTok、インスタなど)」は1%台にとどまりました。男子小学生にとっては、SNSよりも家族や友だちといった身近な人間関係が、情報源の大きな役割を果たしているのかもしれません。

“平成レトロ”は「再発見」 新たなマーケットを創出する未来型カルチャー

令和の男子小学生たちが“平成レトロ”について「リアルな関係」を軸とした情報の拡散と共有化、そして全く新しい遊びやコミュニケーションとして楽しんでいる様子は「新たなマーケットの創出」につながるヒントを与えてくれそうです。

こうした変化をどう読み解くかについて、コロコロコミック研究所所長・小林浩一は次のようにコメントしています。

「今回の調査で印象的なのは、平成レトロが『親子のコミュニケーション』を起点に広がっている点です。デジタルネイティブにとって、ドット絵や攻略の難しさは“古い”のではなく“未知の体験”であり、体験価値の再発見と言えます。スマートフォン一台で完結するエンタメとは異なり、そこには親子で『教え合う』といったリアルな関係性が存在します。平成レトロは単なる懐古ブームではなく、親子の共通言語をつくる『未来型カルチャー』になっているのかもしれません」

コロコロコミック研究所が読み解く次世代マーケットのリアル

コロコロコミック研究所は、男子を中心とした小学生の“リアルな声”と“日常の変化”を可視化するリサーチ・企画プロジェクトとして2024年に発足しました。読者アンケートの分析をもとに、誌面づくりに加え、さまざまな企画や情報発信を行っています。

今回の調査では、ファミコンやミニ四駆といった親世代の玩具で遊ぶ実態や、その理由・きっかけなどから、令和小学生の“平成レトロ”との向き合い方が見えてきました。コロコロコミック研究所では、こうした小学生たちのリアルな遊びや価値観の変化を、今後も継続的に発信していきます。

<アンケート調査方法>
『コロコロコミック研究所』アンケート
・調査期間:2025年12月15日~2026年1月15日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・有効回答数:集計数:989
・調査方法: 雑誌のハガキアンケート

■コロコロコミック公式WEBマンガサイト「週刊コロコロコミック」
https://corocoro.jp/manga

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“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて

小学館では、おもに男子小学生を対象とした「コロコロコミック研究所」とともに、女子小学生を対象とした「JS研究所」による意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。

JS研究所

概要女子小学生のリアルを定期レポート
ターゲット女子小学生

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