【MERY Z世代研究所 飲み会ワード調査】あなたはいくつわかる? Z世代の飲み会新ワード、大発表!
2024/08/23
小学館のグループ会社の株式会社MERYが運営する『MERY』では、Z世代の意識や行動について研究するために、定期的な「Z世代調査」を実施しています。
今回、2024年6月に実施された『飲み会ワードに関するMERYアンケート』および『MERY Z世代座談会 vol.1』について、調査結果をご紹介します。
目次
Z世代の飲み会新ワード
「Z世代は飲み会に行かない」説がある一方、飲み会好きな層では大学生を中心に、コロナ禍明けの勢いも含めてポジティブワード新語も生まれています。
今回はZ世代の飲み会新ワードを5つご紹介。あなたはいくつわかりますか?
飲み会新ワード①「KP」認知率:56.33%
意味:乾杯
使い方:「KP〜」と言いながら乾杯
ローマ字表記「Kan Pai」の頭文字を取ったワード。ネット上でもよく使われていて、例えばライブ配信中に配信者が「KP〜」と言うと、視聴者が「KP」とコメントして乾杯します。ワード認知率が高い理由には、Z世代がネットリテラシーが高い世代であることが関係しているかもしれません。
飲み会新ワード②「飲みべ」認知率:36%
意味:飲みのモチベーション
使い方:「今日飲みべある?」
「飲みのモチベーション」を略して「飲みべ」。飲みに誘う時や、どのくらい飲ませていいか量を確認する時に使います。「飲みべある」と答えると、いっぱい飲ませていいんだ!と思われるのでご注意を。
飲み会新ワード③「チャン」認知率:30%
意味:韓国語で乾杯
使い方:「チャン!」と言いながら乾杯
韓国好きが多いZ世代は、乾杯も韓国語で。K-POPなど韓国が好きそうな子と飲む時や、普通の乾杯よりもちょっとふざけたい時に使います。推し活に勤しむZ世代の中でも、K-POPアイドル推し仲間との飲み会で使ったら盛り上がるワードです。
飲み会新ワード④「オケオ」認知率:26%
意味:カラオケでオールすること
使い方:「オケオ大好き!」「オケオのモチベ今日ある?」
徹夜でカラオケをするという意味の「カラオケオール」を略して「オケオ」。他にも「オール」、「オケオール」、「徹カラ」などの言い方がありますが、時代と共に使われるワードが少しずつ変化してきているようです。
飲み会新ワード⑤「キセキ飲み」認知率:22%
意味:GReeeeNの楽曲「キセキ」のMVの特定のシーンで飲むこと
使い方:「今日のキセキ飲みまじきつかったわ〜」
Z世代にとっても、飲み会の後にカラオケに行くのは鉄板コースです。カラオケで盛り上がる飲み歌は欠かせません。「キセキ飲み」は、「キセキ」のMVに合わせてマイクを回しながら順番に歌っていき、画面におじいちゃんが登場した時に歌っていた人が飲むというゲームです。
飲み会ワード以外にも!Z世代新ワード
アンケートと並行して実施した座談会では、飲み会ワード以外のZ世代の新ワードも挙がりました。
今回の座談会で挙がったワードを2つご紹介いたします。
「耐え」認知率:51%
意味:乗り越えた
使い方:「今日の飲み耐えたわ」
座談会では「めっちゃ言う!」と参加メンバー全員が盛り上がったワードで、かなり頻繁に日常的に使われています。「今日の飲み耐えたわ」=「今日の飲み、気まずくならずに乗り越えた」という意味。飲み会の場面以外では「今日のテストギリ耐えたわ〜」という使い方も出ました。
「シャバい」認知率:46.33%
意味:微妙
使い方:「今日の飲み会、ソフドリにしたらシャバいかな?」
昔流行した「シャバい」というワードが、昭和&平成レトロにハマるZ世代の中でブームとなっています。「微妙」というマイナスなことでも、少しポップに言いたい時に使います。座談会では、類語である「渋い」の強化バージョンという声もありました。
上記以外に座談会で挙がったZ世代新ワードはMERYのサイトで記事を公開していますので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
『MERY Z世代研究所 飲み会ワード調査』調査概要
【調査方法】インターネット調査
【調査期間】2024年7月16日(火)
【調査対象】全国の2004年7月~1998年6月生まれ)の男女
【集計サンプル数】300人
MERY Z世代研究所とは
メディア「MERY」事業における記事や各SNSをはじめ、コミュニティ運営を通してリアルなZ世代との接点からインサイトを抽出し、クライアント企業様やメディアに対して研究内容を発信し、企業マーケティングの課題解決に生かしています。
『MERY』サービス概要
若年層、特に“Z世代”にフォーカスした効果的なブランドコミュニケーション及びプロモーションをサポート。企業ビジョンである『UPDATE MY HAPPINESS』のもと、情報社会を生きる生活者ひとりひとりの幸せの一歩を応援するべく、特にZ世代を中心としたブランドコミュニケーション及びプロモーション分野での企業サポートに注力。
発信メディアの主軸をAPPからSNSへと移行し、ファンとして集ってくださるユーザーをコミュニティメンバーとして組織化。メディア運営の知見、ユーザーインサイト情報を活用し、メディアに留まらない事業へと展開。
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