ヘアケア&においケア界隈はブルーオーシャン!?――男子小学生の“身だしなみ意識”をコロコロコミック研究所が調査

2026/09/07

コロコロコミック編集部によるリサーチプロジェクト「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」が、男子小学生を中心とした読者を対象に「身だしなみ」に関する最新調査を実施。見た目への意識や髪型、汗・におい、スキンケア、服装などから、現在の男子小学生たちの“カッコよさ”への意識や行動が見えてきました。

男子小学生の「カッコいい!」1位はヒカキン 大谷翔平も上位に

男性の美容や身だしなみへの関心が広がるなか、現在の男子小学生は「カッコよさ」や自分の見た目をどのように捉えているのでしょうか。

「カッコいい! マネしたい!と思う有名人やキャラクターはいる?」と尋ねたところ、2/3が「いる」と回答。具体的な人物・キャラクターでは「ヒカキン」と「大谷翔平」が圧倒的なツートップを占めました。

さらに、『運命の巻戻士』の「クロノ」や『星のカービィ ~まんぷくプププファンタジー~』の「カービィ」、『スーパーマリオくん』の「マリオ」など、コロコロ作品のキャラクターも上位にランクイン。いわゆる「ルックス」だけでなく、男子小学生が「カッコいい」と感じるポイントと対象は幅広いようです。

3人に1人が自分の見た目を意識 気になるのは異性? 同性?

では、男子小学生は自分自身の見た目をどのくらい意識しているのでしょうか。「自分の見た目を気にする?」と尋ねたところ、「とても気にする」「まあまあ気にする」を合わせて、およそ3割が見た目を気にしていることがわかりました。

さらに、見た目を気にすると答えた回答者に、誰の目をとくに気にするかを尋ねると、「学校の男子・友だち」が最も多い結果に。「学校・クラスの女子」や「好きな人」など異性からの視線だけでなく、普段一緒に過ごす同性の友だちからどう見られるかも、男子小学生にとって身だしなみを意識するポイントになっているようです。

「カッコよく見られたい」という気持ちは、異性への意識だけではなく、日常の友だち関係のなかにも表れていることがうかがえます。

ヘアセットしてみたい! 一方で「やり方がわからない」の声も

見た目のなかでも、男子小学生は「髪型」をどのように意識しているのでしょうか。髪型のセットについて尋ねたところ、「セットしたことがある」と「セットしたことはないけど、やってみたい」で約半数と、予想以上の興味・関心の高さがうかがえました。

一方、髪型について困っていることでは、「セットのやり方がわからない」「自分に合う髪型がわからない」が上位に。さらに、身だしなみに関する情報をどこから得ているかについては、「特になし」が半数以上。

「他人からの見られ方・自分の見え方」に興味を持ち始める一方で、知識や方法を知る機会はまだ十分ではないという、男子小学生のリアルな姿が見えてきます。

汗やにおいを指摘された経験も ケア用品の使用はまだ少数

おうちの人や友だちから「におい」を言われた経験を持つ回答者は約5人に1人。周囲からの指摘を通じて、汗やにおいを意識する場面があることもうかがえます。

一方、汗やにおいの対策として、制汗スプレーや汗ふきシートなどを「使っている」と回答した割合は2%にとどまりました。汗やにおいを意識する機会はありながらもケアする習慣は、まだ広がっていないようです。

その原因には、商品が大人向けばかりで「子ども用がない」という面もありそうです。

日焼け止めは6割超が使用 服も「自分で選ぶ」が3割超

スキンケアについて「使ったことがある用品」を尋ねたところ、1位は「日焼け止め」。2位は「化粧水・乳液」で、「洗顔フォーム」をわずかに上回りました。髪型や汗・におい対策では「やり方がわからない」「専用アイテムを使っていない」といった声も見られた一方、スキンケアではすでに身近な習慣として取り入れている男子小学生も多いようです。

また、「普段着る服は誰が選んでいる?」という質問では、「おうちの人が買ってきたものを着ている」が最多となったものの、「自分で選んでいる」「おうちの人と一緒に選んでいる」もほぼ同水準に。服装についても、家族に任せるだけでなく、自分の好みを反映しながら選ぶ男子小学生が少なくないことがわかりました。

ヘアスタイルのようなスキルの必要なケアの浸透はまだまだなものの、スキンケアや服選びなど気軽で簡単なものは、すでに日常の行動として表れている領域にも広がっています。

男子小学生の「カッコいい」は身近なところから育つ

今回の調査から見えてきた、男子小学生の「カッコいい」や身だしなみへの意識をどう読み解くか。コロコロコミック研究所所長・小林浩一は次のようにコメントしています。

「男子小学生の33.8%が見た目を気にし、その視線が異性よりも同性の友だちに向いているという結果は、『モテたい』ではなく『仲間内でどう見られるか』を重視するこの年代らしい心理を表しているように感じます。

一方で、髪型セットや身だしなみの『やってみたい』と『やり方がわからない』がほぼ同じ数値だったことは印象的です。関心を持っているけれど、それを形にする情報や機会に出会えていない。においケアについても、気づきはあっても対策アイテムの活用はごくわずかという結果から、同じギャップが見えてきます。

あこがれの人物では、ヒカキンさんや大谷翔平選手と並んで、『運命の巻戻士』『ベイブレードX』『SHION』といったコロコロ発のキャラクターたちが上位に名を連ねたことも見逃せません。身だしなみへの関心と同じように、子どもたちの『カッコいい』の基準は、身近なところから育っているのだと感じます」

コロココミック研究所から次世代マーケットのリアルデータを分析

コロコロコミック研究所は、男子を中心とした小学生の“リアルな声”と“日常の変化”を可視化するリサーチ・企画プロジェクトとして2024年に発足しました。読者アンケートの分析をもとに、誌面づくりに加え、さまざまな企画や情報発信を行っています。

今回の調査では、「カッコいい」と感じる人物やキャラクターから自分の見た目、髪型、汗・におい、スキンケア、服装まで、男子小学生たちの身だしなみに対する意識や行動が見えてきました。コロコロコミック研究所では、こうした小学生たちのリアルな遊びや価値観の変化を、今後も継続的に発信していきます。

<アンケート調査方法>
『コロコロコミック研究所』アンケート
・調査期間:2026年5月15日~6月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:869
・調査方法:WEBアンケート

■コロコロコミック公式WEBマンガサイト「週刊コロコロコミック」
https://corocoro.jp/manga

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“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて

小学館では、おもに男子小学生を対象とした「コロコロコミック研究所」とともに、女子小学生を対象とした「JS研究所」による意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。

JS研究所

概要女子小学生のリアルを定期レポート
ターゲット女子小学生

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