「なりたい」から「会いたい」へ? 女子小学生の“推し”との向き合い方をJS研究所が分析

2026/09/07

『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部によるリサーチプロジェクト「JS研究所」が、女子小学生(JS)を対象に「推し活」や「ほしいもの」「願い事」「おこづかいの使い道」に関する最新調査を実施。学年による違いを分析すると、女子小学生たちの“推し”との向き合い方や、興味・関心の変化が見えてきました。

推し活の定番はグッズ集め 高学年では楽しみ方も多様に

「実際にしている推し活」について調査したところ、低学年・高学年ともに1位は「グッズを集める」、2位は「(テレビや)配信を見る」という結果になりました。

高学年になると、「推しのイメージカラーの物を集める」「推しのグッズを自分で作る」「CD・DVD・Blu-rayなどを買う」など、楽しみ方がさらに広がっています。「イベントに行く」「友だちと推し会をする」「コンサートやライブに行く」といった回答もあり、学年が上がるにつれて、推し活のスタイルが多様になっていく様子が見られます。

低学年はシール、高学年は推しグッズ 「ほしいもの」に違い

「今、ほしいもの」について調査したところ、低学年では「シール」や「ひみつのアイプリ」に関連するものが上位にランクイン。普段の遊びや好きなキャラクターと結びついたものに人気が集まりました。

一方、高学年では「推しのグッズ」が1位となり、スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器も上位に。興味の対象が広がるとともに、“推し”の存在がほしいものにも色濃く反映されている様子が見られます。

「なりたい」から「会いたい」へ? 学年で変わる“推し”への願い

「今、かなえたい願い事」について調査したところ、低学年では「アイプリになりたい」が2位にランクイン。好きなキャラクターや作品の世界に自分自身が入り込みたいという、低学年らしい憧れが表れています。

高学年では「推しに会いたい」が「お金持ちになりたい」と並んで1位に。推しのような存在に「なりたい」という幼い憧れから、実際に推しに「会いたい」という現実的な願いに変化していることが読み取れます。

おこづかいの使い道にも“好き”が反映 高学年では推し活も

「おこづかいの使い道」について調査したところ、低学年では1位「アーケードゲーム」、2位「キャラクター雑貨」、3位「クレーンゲームやメダルおとしなどのゲーム」と、普段の遊びや好きなキャラクターに関連するものが上位を占めました。

高学年では1位「まんが」、2位「貯金」、3位「キャラクター雑貨」、4位「文房具」となり、使い道にも変化が見られます。さらに、自由回答では「推し活」という声も多く挙がり、高学年JSにとって“推し”が、おこづかいの使い道としても身近な存在になっているようです。

おこづかいの金額については、低学年では「必要な時にもらう」が1位、高学年では「501~1,000円」が1位に。両学年とも、毎月決まった額をもらうだけでなく、お手伝いなどに応じたポイント制や、必要な時にもらうなど、家庭の方針に合わせ、さまざまな形でおこづかいと付き合っていることがわかりました。

『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集長が読み解くアンケート結果

今回の調査では、推し活の楽しみ方やほしいもの、願い事、おこづかいの使い道を通して、女子小学生にとって“推し”が日常の中で大きな存在になっている様子が見えてきました。こうした結果について、各誌の編集長は次のようにコメントしています。

「今回の調査から、女子小学生にとって『推し』は、日々の気持ちやおこづかいの使い方にまで影響する大きな存在だとわかりました。高学年になるにつれ、推しの対象や楽しみ方が多様になる点も印象的です。おこづかいの使い道1位が『まんが』だったことを励みに、『ちゃお』も夢中になれる推せる作品との出会いを届け続けたいと思います」(ちゃお編集長)

「願いごとの1つとして『お金持ちになりたい』は、今に始まったことではなく以前から変わらずの回答で、いい意味で読者は変わらないなあと思いました。また低学年のJSには、『推し活』=『好きなコト』と認識があるためか、ぷっちぐみ読者にとっては、大好きな『アイプリ』に関することが『推し活』であがった印象があります」(ぷっちぐみ編集長)

JS研究所から次世代マーケットのリアルデータを分析

JS研究所は、2022年に小学館の『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部が共同で立ち上げたリサーチプロジェクトです。毎月5,000通に近い読者アンケートを定量・定性両側面から分析し、女子小学生の価値観や関心を継続的に捉えています。誌面づくりだけでなく、企業との共同調査やコラボ商品開発、イベント企画などへの活用も期待され、次世代マーケットの生データを扱うプラットフォームとして注目を集めています。

今回の調査では、推し活の楽しみ方やほしいもの、願い事、おこづかいの使い道への回答を通して、女子小学生たちにとって“推し”が身近な存在となり、日々の興味や行動にもつながっている様子が見えてきました。JS研究所では、こうした子どもたちの価値観や興味・関心の変化をこれからもていねいに可視化し、読者のリアルに寄り添う企画づくりにつなげていきます。

<アンケート調査方法>
「推し活」「おこづかい」に関する調査
※『ぷっちぐみ』2026年6・7月号、『ちゃお』2026年6月号

【ぷっちぐみ】
・調査期間:2026年5月1日~6月20日
・調査対象:『ぷっちぐみ』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:1000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

【ちゃお】
・調査期間:2026年5月2日~5月20日
・調査対象:『ちゃお』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:500
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

■ぷっちぐみ公式サイト
https://pucchigumi.net

■ちゃお編集部公式サイト「ちゃおプラス」
https://ciao.shogakukan.co.jp/

■ちゃお編集部公式X(Twitter)
@ciao_manga

『ちゃお』の媒体資料ダウンロードはこちら

“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて

小学館では、女子小学生を対象とした「JS研究所」とともに、「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」による、おもに男子小学生を対象とした意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。

コロコロコミック研究所

概要男子小学生のリアルを定期レポート
ターゲット男子小学生

関連する記事はこちら:

『月刊コロコロコミック』媒体資料のダウンロードはこちら:

関連する記事・事例のご紹介

関連メディア情報

マンガ・キャラクターのビジネス活⽤はこちらからお気軽にご連絡ください。

利用規約について