“若者のクルマ離れ”はウソ!? トヨタ・日産・ホンダ・フェラーリ…男子小学生のクルマ観をコロコロコミック研究所が調査
2026/08/14

コロコロコミック編集部によるリサーチプロジェクト「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」が、男子小学生を中心とした読者を対象に「クルマ」に関する最新調査を実施。知っている自動車メーカーやクルマでのお出かけ、将来の所有意向などから、現在の小学生たちは「実はクルマに興味津々」な実態が見えてきました。
知っているクルマの会社1位はやはり? 一方で外車や個性派ブランドにも知識あり
「若者のクルマ離れ」が言われて久しいですが、実際に、現在の小学生は「クルマ」をどのように捉えているのでしょうか。
「名前を知っているクルマの会社」について調査したところ、1位「トヨタ」、2位「ホンダ」、3位「日産」と、国内トップ3社が上位を占めました。
一方、自由回答では「ランボルギーニ」「フェラーリ」「ボルボ」「アウディ」といった海外メーカーのほか、「光岡自動車」「BYD」など大人顔負けの名前も挙がっています。SNSやYouTube、レーシングゲームなどを通じて、幅広い知識を得ているようです。

「好きなクルマのボディカラー」では、1位「ブラック」、2位「ホワイト」と、王道のカラーが人気に。「水色・スカイブルー系」「グリーン系」「茶・カーキ系」「パールホワイト系」といった回答もあり、定番色だけでなく、個性的なカラーに惹かれる小学生もいるようです。

クルマでのお出かけは、家族で楽しむ特別な時間
自宅にクルマがある小学生はほぼ9割。そのうち、クルマに乗ってお出かけするのが「大好き」「まあまあ好き」と答えた小学生は、こちらも9割にのぼりました。


好きな理由としては、「移動するのがラクだから」という利便性に加え、「おでかけの特別感があるから」「家族だけの空間で安心するから」といった回答も上位に。小学生にとってクルマは、単なる移動手段ではなく、家族で過ごす時間やお出かけの楽しさと結びついた存在なのでしょう。
一方、「あまり好きじゃない」「嫌い」と答えた理由では、「酔いやすくて気持ち悪くなる」が最多に。「長時間じっとしているのが疲れる」「車の独特なニオイが苦手」「自分のタイミングでトイレに行けない」など、子どもならではの率直な声も挙がりました。
クルマの性能や道路事情が大きく改善された現在ですが、こういった感覚は昭和時代から変わっていないようです。


9割超が「将来クルマを持ちたい」 行きたい場所は海やテーマパーク
「将来、大人になったら自分のクルマを持ちたい?」と尋ねたところ、92.4%が「持ちたい」と回答。自家用車所有率との関係もあり、小学生たちのクルマへの憧れは高いものがあります。

では、自分のクルマを持ったらどこへ行きたいのでしょうか。1位は「海」、2位「大型テーマパーク」、3位「森・キャンプ場」と、自然を楽しめる場所や体験型レジャー施設の上位は当然として、「温泉」や「実家・親戚の家」もランクイン。
家族との思い出が、自分の未来の体験とも結びついているようです。

速さだけじゃない? 秘密基地やテクノロジーにも憧れ
「カッコイイ!乗りたい!と思うクルマのタイプ」について尋ねたところ、1位は「レースに出るくらいスピードが速いクルマ」、2位は「寝泊まりや食事ができるクルマ」となりました。疾走感への憧れだけでなく、アウトドアなどで活躍する“秘密基地”のようなクルマにも人気が集まっています。
さらに「電気や水素で走り環境にやさしいクルマ」や「自動運転や大画面がついたクルマ」も上位に入り、環境問題やテクノロジーへの興味・関心も高く持っています。

自由回答では「水の中でも走れて空も飛べる」「普通の車がキャンピングカーみたいに変形する」といったSF的な夢と、「自分で運転しなくていい」「酔いにくい」など、自分の問題解決に結びつく現実的な回答に二分、個々人のクルマ観が如実に反映された結果となりました。
クルマは移動手段から“ワクワクする体験”へ
今回の調査から見えてきた、小学生たちのクルマへの意識をどう読み解くか。コロコロコミック研究所所長・小林浩一は次のようにコメントしています。
「小学生の92.4%が『将来自分のクルマを持ちたい』と回答したことには大きなインパクトがありました。いわゆる『クルマ離れ』とは真逆で、子どもたちにとってクルマは単なる移動手段ではなく、『海に行きたい』『キャンプしたい』といったワクワクする体験と結びついた存在であることがわかります。
また、『スピードが速いクルマ』だけでなく、『寝泊まりできるクルマ』や『環境にやさしいクルマ』への関心も高く、カッコよさだけでなく、体験価値やテクノロジーにも魅力を感じているようです。
今回の調査からは、子どもたちにとってクルマが『移動』だけでなく、『冒険』や『家族との思い出』といった体験そのものを包括する存在になっていることが見えてきました」
コロコロコミック研究所が読み解く次世代マーケットのリアル

コロコロコミック研究所は、男子を中心とした小学生の“リアルな声”と“日常の変化”を可視化するリサーチ・企画プロジェクトとして2024年に発足しました。読者アンケートの分析をもとに、誌面づくりに加え、さまざまな企画や情報発信を行っています。
今回の調査では、現在の小学生たちのリアルな“クルマ観”が見えてきました。コロコロコミック研究所では、こうした小学生たちのリアルな遊びや価値観の変化を、今後も継続的に発信していきます。
<アンケート調査方法>
『コロコロコミック研究所』アンケート
・調査期間:2026年3月13日~4月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:778
・調査方法:WEBアンケート
■コロコロコミック公式WEBマンガサイト「週刊コロコロコミック」
https://corocoro.jp/manga
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“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて
小学館では、おもに男子小学生を対象とした「コロコロコミック研究所」とともに、女子小学生を対象とした「JS研究所」による意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。
JS研究所
| 概要 | 女子小学生のリアルを定期レポート |
| ターゲット | 女子小学生 |
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