広告主様にご協力いただければ、顧客が本当に求めていること、新規顧客開発の端緒も得られる機会になり得ると考えています。『AdvancedTime』井亀真紀編集長インタビュー

2022/11/01

ベテラン編集長が手がける、富裕層の心くすぐるフリーマガジン

入社以来、『プチセブン』『CanCam』『Oggi』『Domani』など女性誌でキャリアを重ねてきた井亀真紀編集長。『Domani』編集長時代は、2012年6月号のバッグサイズ発売で『雑誌大賞』準グランプリを受賞。『Domani』ブランド室長時代は、ウェブでも実績を築いたのち、2021年、現職に就任。

紙媒体だからこそ届く、掲載商品の美しさとディティール

年4回発行のタブロイド判フリーマガジン『AdvancedTime』。媒体の最大の特徴は、東京・名古屋・大阪・神戸の富裕層が住むエリアを中心に、新聞に同梱して“ターゲットへ確実に情報を届ける”ことです。

「朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、中日新聞に同梱しており、折込先は国勢調査をもとに細かくセグメントしています。そのため、弊誌が届けられるのは町単位で絞り込んだ富裕層エリア。また、カバーのキャスティングは話題性に富む著名人が基本ですが、ご自身の軸があり、メッセージ性が高い方に依頼しています。カバーに興味を惹かれる読者が多く、中面もしっかり読んでいただける媒体になっていますね」

読者のボリュームゾーンは50代以降。富裕層なのはもちろんのこと、ハーフリタイヤやリタイヤされているなどで時間にも余裕があるといいます。

「酸いも甘いも噛み分けているため、偽りを見抜ける“ごまかされない”読者ばかり。一方で、本当に良いモノ、気に入ったモノであれば、消費活動に直結しやすいんです。例えば、俳優の大地真央さんが表紙で身に着けたポメラートのジュエリーは、発行直後から、問い合わせが数多くあったと聞いています。実は、タイアップとしてご紹介している商品以外のモノも広告になり、販売に繋がるという副産物があるのが弊誌ならではの特徴ですね」

驚くことに、誌面に登場した読者の私服コーディネート写真でどうしても欲しいアイテムがある、と顧客から連絡を受けたデパートの外商経由で問い合わせがあったことも。

「あらゆることに余裕があり、日常的に外商を利用している読者だということがよく分かるエピソードです。それと共に、雑誌で育った世代である読者の心をつかむのは、今も紙媒体であるということを実感しています。情報はパソコンやタブレットではなく、紙で読みたい、いつでも読めるように手元に残しておきたいと思われているんですよね」

また、大判のタブロイド判ならではの利点もありました。

「写真を大きく掲載できるため、商品のディティールが伝わりやすいこと。また、老眼がはじまった世代に向けて文字サイズを大きめにしていますが、それでも必要な情報を十分に書けるんです。総合的に考えて『AdvancedTime』の読者である富裕層とアナログメディアは非常に相性がいいですね」

キャスティング力の強みが、掲載商品の購買意欲を高める

紙媒体であることは、カバーにキャスティングされる著名人が惹かれる要素でもあります。

「出演していただく著名人の方々からは、紙媒体で美しい写真を残すことにご興味をもっていただいている印象を受けています。また、読者の方々は、表紙にご登場いただいた方々の“いつもと違う雰囲気”を面白いと感じているようです。たとえば、俳優の松重豊さんは主演ドラマシリーズでのスーツの印象から一転して、着心地のよいゆったりデニムを。大地真央さんは米歌手のアリアナ・グランデさんをイメージ。撮影で初めてお腹が見える衣装を着ていただいたんです。この挑戦が次のキャスティングの許諾に繋がっていき、いい循環を作れるようになりました」

誰もが知る俳優や旬の著名人の交渉ができるのは、女性誌の第一線で活躍してきた井亀編集長の実力の賜物。このキャスティング力はタイアップにも大いに役立っています。

「エッジの効いた人が飾る誌面はミーハー心をくすぐるだけでなく、着用している商品に対して信頼の担保にもなると考えています。それに、自分が好きなタレントさんが身に着けているのと同じ商品を自身やパートナーが着けた時にトキメキ感が増しますから、購入動機になりやすいようですね」

契約料が高い公式カタログの専属起用ではなく、あくまでメディアのタイアップ料金での登場。それでいて、お得に媒体を利用ができる点も見逃せません。

「店頭の販売促進ツールとしてもご使用もいただけるので、非常に使い勝手がよい媒体だと思います。長年、数々の芸能事務所とお付き合いがあり、値段交渉の落としどころを把握していることも、媒体の強みかもしれませんね」

今後は、コロナ禍で実現が難しかった読者とのコミュニケーションを構築するイベントも考えているとのこと。

「読者はいま、横の繋がりを求めている雰囲気があるので、富裕層の方々が集まるイベントの主催を考えています。例えば、美術館とコラボレーション、シャンパンディナーなど、富裕層の方が喜ばれるような。広告主様にご協力いただければ、顧客が本当に求めていること、新規顧客開発の端緒も得られる機会になり得ると考えていますね」

経済・時間ともに余裕があるからこそ情報を貪欲に受け取れる富裕層が読者で、そこに直接届けられるシステムにある『AdvancedTime』。50代以降が好み、求めている商品の広告媒体として、今後のポテンシャルを期待できます。

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