『コロコロコミック研究所』、イマドキ男子小学生に聞いた好きな「YouTubeチャンネル(YouTuber)」ランキング発表~1位「HIKAKIN」に迫る2位は、あの大人気ゲームの実況者!~

2024/10/26

男子小学生向けマンガ雑誌『月刊コロコロコミック』(以下『コロコロコミック』)で1977年の創刊以来続けている読者アンケートのデータをもとに、男子小学生のリアルを定期レポートおよび分析する新プロジェクト『コロコロコミック研究所』。本プロジェクトにより、読者である男子小学生を巻き込みながら、コロコロ流化学反応を引き起こす様々な楽しく新しい企画を提案・実施して参ります。

今回は、『コロコロコミック』2024年9月号で男子小学生を中心とした読者1000名を対象に実施した読者アンケートの中から、好きな「YouTubeチャンネル」や「YouTuber」などソーシャルメディア(SNS)に関する調査結果を紹介いたします。

~『コロコロコミック研究所』アンケートトピックス~

  •  1. 好きなYouTubeチャンネルランキング、上位には「Minecraft」の実況者がズラリ!『コロコロコミック』の人気作品
    「ブラックチャンネル」のYouTubeアニメも上位にランクイン!
  • 2. 普段見ているYouTubeの動画、7割超が「ゲーム実況」と回答
  • 3. 4人のうち3人は、SNSの自分用アカウントを持っていないと判明
  • 4. 1日のうちSNSを見る時間、「0分」が大半を占めるも、約5%は「3時間以上」と回答
  • 5. 1日のYouTube視聴時間、7割超の子が「1時間以上」と判明!

1.   好きなYouTubeチャンネルランキング、上位には「Minecraft」の実況者がズラリ!

数ある動画プラットフォームの中で、最もポピュラーな存在と言っても過言ではないYouTube。様々なコンテンツが日々アップされる同プラットフォームにおいて、イマドキの男子小学生は、どんなYouTubeチャンネルおよびYouTuberの動画を好んで視聴するのでしょうか?

そこで「好きなYouTubeチャンネル(YouTuber)」について尋ねたところ、第1位には「HIKAKIN」(7.1%)が輝きました。2006年からYouTubeで活動しているYouTuberのパイオニア的存在の「HIKAKIN」。企画系の動画を投稿するメインチャンネル「HikakinTV」のほか、ゲーム実況に特化したチャンネル「HikakinGames」を運営するなど、様々なジャンルの動画を視聴できる点が人気を集めている要因の1つなのかもしれません。

第2位は、ウサギのぜんいちとカメのマイッキーによる2人組YouTuber「まいぜんシスターズ」(5.5%)。人気ゲーム「Minecraft」の実況動画を中心に投稿しており、同チャンネルを題材にした児童小説が発売されるなど、メディアの枠を超えた活躍を見せています。『コロコロコミック』本誌でもYouTubeの絶大な人気を受け、大爆笑ギャグまんがとして人気連載中!

第3位にランクインした男女2人組YouTuber「ちろぴの」(4.6%)も、「Minecraft」をはじめとしたゲーム実況動画をメインに投稿しています。第4位は『コロコロコミック』でも人気連載中の漫画作品から誕生したYouTubeアニメで、漫画作品の人気は動画コンテンツでも支持されていることが明らかになりました。このほか、第5位の「マエスケ」(2.8%)、第7位の「カラフルピーチ」(2.6%)、第8位の「ふうはや」(2.3%)、第9位の「いんく」(1.9%)、第10位の「ドズル社」(1.8%)も、ゲーム実況系のYouTubeチャンネルで、その多くが「Minecraft」のプレイ動画に特化しています。「Minecraft」は、プログラミング教室や一部の学校で教材として使用されており、そのことが男子小学生のYouTubeの嗜好に影響を及ぼしているのかもしれませんね。

2. 普段見ているYouTubeの動画、7割超が「ゲーム実況」と回答

「普段YouTubeでどんな動画を見ることが多いか?」と尋ねたところ、「ゲーム実況」(73.9%)がダントツで最も多く、「好きなYouTubeチャンネル(YouTuber)」ランキングの上位にゲーム実況者が並んだことと合わせて、男子小学生がいかにゲームに関心を寄せているのかがうかがえます。

第2位に「興味のある企画」(34.4%)が続き、第3位には「アニメ」(27.9%)、第4位には「マンガ・アニメの考察」(12.1%)がランクイン。好きなアニメの関連動画やその内容を深堀する動画を視聴する子が多いようです。

3. 4人のうち3人は、SNSの自分用アカウントを持っていないと判明

現代社会において、情報発信・収集、および周囲の人との連絡ツールとしてSNSのアカウントは必要不可欠なものとなっています。ではイマドキの男子小学生のうち、どれくらいの子がSNSの自分用アカウントを持っているのでしょうか?

調査の結果、「持っていない」が75.1%となり、自身のアカウントを持っている子は全体の約4人に1人に留まりました。家族など身近な人のアカウントを借りてログインしているケースが多いのかもしれません。

一方、自身のアカウント所有が最も多いSNSは「LINE」(18.8%)となり、その他のSNSに関しては、「X」と「Instagram」が3.7%、「Tiktok」が3.6%といずれも3%台でした。「LINE」の利用者だけが突出して多いことから、家族や友人などとの連絡手段の1つとして使われていることが考えられます。

4. 1日のうちSNSを見る時間、「0分」が大半を占めるも、約5%は「3時間以上」と回答

「1日のうちSNSを見る時間」について尋ねたところ、「0分」(67.1%)がダントツの最多に。また、続く「30分」(11.6%)と「1時間」(9.0%)を合わせた「30分~1時間」が、全体の約2割を占めました。一方、「2時間」(5.2%)、「3時間以上」(5.3%)と比較的長時間SNSを利用する子もいましたが、あくまでも少数派となりました。SNSで最近起こった出来事を発信したり、情報を閲覧するよりも、YouTubeのコンテンツに時間を割いて楽しんでいる男子小学生が多いのかもしれません。

5. 1日のYouTubeなどの動画の視聴時間、7割超の子が「1時間以上」と判明!

男子小学生は1日どれくらいの時間YouTubeなどの動画サイトを視聴しているのでしょうか?

調査の結果、「31分~1時間」(23%)が最多で、「1時間1分~2時間」(17%)、「2時間1分~3時間」(8%)を含めると、YouTubeを1日のうち31分~3時間視聴している子どもは48%と、5割弱に達することがわかりました。また、30分以上見る子は7割超を占めており、このことから、SNSよりも動画コンテンツの視聴に時間を割いている男子小学生のほうが多いと推察できます。

〈アンケート調査方法〉 アンケート

【1~4の調査概要】
【調査概要】2024年コロコロコミック9月号 読者アンケート
・調査期間:2024年8月9日~9月13日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:6994 集計数:1000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

【5の調査概要】
【調査概要】2024年コロコロコミック2月号 ビッグアンケート
・調査期間:2024年1月15日~2月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:1775、集計数:1000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

■コロコロコミックの公式YouTubeチャンネルでもオモシロ動画が目白押し!
このように男子小学生に大人気のYouTubeですが、『コロコロコミック』でも「コロコロチャンネル【公式】」、「ブラックチャンネル」をはじめとした様々なYouTubeチャンネルを展開しており、全チャンネル合わせた登録者数は260万人、月間1億2000万再生(2024年8月の1ヶ月間)を達成!最近では、2024年7月31日に公開した、555号を記念したPVテーマソング『巻物語』が再生回数274万回(※2024年10月6日時点)を突破するなど、大きな反響を呼びました。

小学館 「コロコロコミック研究所」について

『コロコロコミック』は1977年の創刊以来、男子小学生のバイブルとして愛され続け、平均月間発行部数は脅威の40万部(対象は約150万人なので、ペイドメディアとしては脅威の約27%にリーチ!)という、圧倒的なホビー&エンタメ情報&おもしろマンガ雑誌としての地位をいまなお確立しています。

『コロコロコミック』のコンテンツ力と読者のガッツなパワーを活かした、より面白くより新しい企画をご提案していきたい!そんな思いから、記念すべき創刊555号(2024年7月号)を迎えたタイミングで男子小学生のリアルを定期レポートおよび分析する新プロジェクトを発足する運びとなりました。

小学館 コロコロコミック副編集長
『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一

地方創生の企画やふるさと納税の返礼品をプロデュース。マンガ配信サービス『週刊コロコロコミック』などの立ち上げに携わる。YouTubeの公式認証資格「YouTubeCertified」を保有。

このたび新プロジェクト『コロコロコミック研究所』所長に就任。企業や自治体へのコンサルティング活動などを通じ、出版物という枠を飛び越えて、コロコロだからこそできる新価値の創造にチャレンジする。

この編集者が手がけた地方創生企画はこちら

『コロコロコミック研究所』 所長 小林浩一コメント
友達と肩を並べてゲームで遊んだ時代を経て、今ではオンラインでいつでもどこでも繋がれるようになりました。
自分の家にいながら、同時接続で友達と一緒にゲームで遊び、YouTubeのゲーム実況で攻略法を学ぶジタルネイティブな子ども達の姿が浮かんでくるアンケート結果です。コロコロコミックもこの変化に対応し、YouTubeを積極的に活用しています。コロコロ系のYouTubeチャンネルは合わせて260万人登録、月間1億2000万再生まで拡大しており、男の子の視聴だけでなく、女の子の視聴も伸びています。

『月刊コロコロコミック』媒体資料のダウンロードはこちら:

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