WEB漫画投稿サイト、個人サイトにて『ワンパンマン』を発表していた、作者・ONEの商業デビュー作となる作品。男子中学生･影山茂夫は、強大な超能力を持ちながらも、地味で目立たない暮らしを送っていた。そんな彼が、行く先々で起こる奇怪な事件を仲間と共に解決しながら、精神的に成長していく姿を描いた青春超能力ファンタジー。小学館「裏サンデー」2012年4月18日から2017年12月29日まで連載。第62回「小学館漫画賞」少年向け部門受賞。2016年7月にはテレビアニメ化もされている。

みやこかしわの代表作で、原作・原案のはらわたさいぞうの同名WEB漫画のリメイク作品。現代日本を舞台に、ゲーム好きの男子高校生、啓が、謎の施設で繰り広げられる異能力バトルサバイバルゲーム「プログラム」に挑む物語。啓は「プログラム」運営陣の一員である「魅音」との出会いをきっかけに、戸籍を剥奪された参加者たちによる生存競争に巻き込まれ、「相手が啓の持つ能力だと思った能力を発現する」という特殊な能力を駆使して試練に立ち向かう。作中では、個人戦からチーム戦へと展開される4段階のプログラムを通じて、参加者たちの闘争が描かれる。本作は、それぞれ固有の制限や条件が明確に設定された能力と、それらを基にした心理戦や戦略性を重視した異能力バトル。「プログラム」を運営する組織の存在や、参加者の選定基準、能力付与の仕組みなど、独自の世界観が構築されている。小学館「裏サンデー」および「マンガワン」にて2015年8月11日から連載。2021年7月にテレビアニメ化された。