作品を探す


ファンタジー マンガ一覧

マロニエ王国の七人の騎士

岩本ナオの代表作。八つの国からなる大陸を舞台に、中央に位置する「マロニエ王国」の女将軍、バリバラの息子である七人の騎士たちの活躍を描いた物語。20年前に発生した異常気象「大恐慌」により食糧危機が続く世界において、「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ」の名で呼ばれる七人の騎士は、外交使節としてそれぞれ七つの国へと派遣される。各騎士が担当する国では一神教の厳格な教義、自由恋愛の文化、動物との共生社会といった多様な価値観が提示され、各エピソードを通じて世界全体にかかわる謎が徐々に明かされていく。本作は、中世ヨーロッパ風の世界観に騎士物語の要素を融合させたファンタジーで、各国の文化的多様性や宗教的対立を背景とした政治的な要素も描写されている。個人の武勇や冒険に焦点を当てがちな騎士物語とは対極的に、本作は七人兄弟の群像劇として物語が展開され、外交や文化交流を通じた対話による平和的解決が重視されている。マロニエ王国では、赤土で染めた服が精霊から身を守る特性を持つという設定が物語の基盤となっており、精霊の存在や赤土の特性といった独自の要素を日常的な描写に織り込むことで、ファンタジー世界の説得力を高めている。小学館「月刊フラワーズ」2016年11月号から連載。2017年に「このマンガがすごい!2018」オンナ編第1位を獲得。

マンガ・キャラクターのビジネス活⽤はこちらからお気軽にご連絡ください。

利用規約について

マンガをさがす