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ギャグ・コメディ マンガ一覧

古見さんは、コミュ症です。

オダトモヒトの2作目の連載作品で、ペンネームをオダトモヒトに改めてからは最初の作品となる。進学校「私立伊旦高校」を舞台に、容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能でありながら、重度のコミュ症(コミュニケーションが苦手だが、人とのかかわりを持ちたくないわけではない)である古見が、「友達を100人作る」という目標に向かって奮闘する物語。古見がコミュ症であることを知った、となりの席の只野の協力を得て、古見は徐々に友人の輪を広げていく。個性的なクラスメイトたちとの交流を通じて、古見の成長と人間関係の構築が描かれる。本作は、コミュニケーションの困難さと友情の形成過程に焦点を当てた学園コメディ。古見の表情や仕草による無言の感情表現、周囲の生徒たちの誤解と実際のギャップ、筆談によるコミュニケーションなど、独自の表現手法が特徴となっている。小学館「週刊少年サンデー」2015年42号に読み切り版が掲載された後、「週刊少年サンデー」2016年25号から2025年9号にかけて連載。2022年に第67回「小学館漫画賞」少年向け部門を獲得。テレビドラマが2021年9月から放送。テレビアニメ第1期が2021年10月から、第2期が2022年4月から放送された。

ドラえもん(てんとう虫コミックス)

藤子・F・不二雄の代表作の一つ。未来からやってきたネコ型ロボットのドラえもんと、勉強も運動も苦手な冴えない小学生、のび太の日常を描いた作品。のび太の子孫であるセワシが、不幸な未来を変えるためにドラえもんを派遣するという設定で、現代日本の住宅街を舞台に展開される。ドラえもんの四次元ポケットから出る多種多様なひみつ道具が物語の中心となり、のび太の同級生である源静香(しずか)、剛田武(ジャイアン)、骨川スネ夫(スネ夫)が、重要な登場人物として物語に関わる。本作は、22世紀の未来技術を反映したひみつ道具によって巻き起こる騒動を描いた、SF生活ギャグ漫画である。ひみつ道具には時間や効果に制限があり、調子に乗ると痛い目に遭うことも多い。また、身近な生活空間を舞台にしながらも、宇宙や歴史など幅広い世界を描いている点が特徴的である。小学館「よいこ」「幼稚園」「小学一年生」「小学二年生」「小学三年生」「小学四年生」の1970年1月号より連載を開始。以後、小学館の学習雑誌を中心に掲載され、「小学三年生」「小学四年生」1994年9月号まで連載。1973年に第2回「日本漫画家協会賞」優秀賞、1982年に第27回「小学館漫画賞」児童部門、1997年に第1回「手塚治虫文化賞」マンガ大賞を受賞。テレビアニメ第1作が、1973年4月から1973年9月まで放送された後、第2作が1979年4月から放送。1980年3月からは劇場アニメが公開されており、複数のプラットフォームで多数のゲームタイトルが発売されている。

コタローは1人暮らし

長期連載となった津村マミの代表作。同作者の『コンビニの清水』とは世界観を共有しており、共通の登場人物も登場する。本作は、大人びた4歳児が一人暮らしをするという、異色の設定が特徴。集合住宅「アパートの清水」を舞台に、腰におもちゃの刀を差し、独特な「殿様語」を話す4歳のコタローの日常生活が描かれる。物語は、アパートの清水の住人の一人である漫画家の狩野がコタローの一人暮らしに興味を持ったことから始まり、交流を深めていく中で、コタローの両親が不在である理由や、複雑な家庭環境が徐々に明らかになっていく。やがてアパートの住人たちは、コタローを中心に擬似家族的な関係を形成し、互いに支え合うようになる。本作は、児童の独居生活という非現実的な状況を通し、家族や孤独、絆といったテーマを扱ったヒューマンドラマ。ふだんは無表情なコタローが、時おり子供らしい反応を見せるという対比的な表現が大きな魅力となっている。コタローとの交流と並行して、アパートの住人が個々に抱える問題も描かれ、彼らもまた成長していく。「アパートの清水」という限定空間と、コタローが通う幼稚園が主な舞台となっており、現代社会における家族のあり方や地域コミュニティの重要性を問いかける作品となっている。小学館「ビッグコミックスペリオール」2015年7号から2023年13号まで連載。テレビドラマ化され、第1期が2021年4月から、第2期が2023年4月から放送。2022年3月10日からはNetflixにてアニメが配信された。

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