あだち充の代表作の一つ。高校野球を題材とした作品は『タッチ』完結から6年ぶりである。現代日本の高校野球界を舞台に、天性のピッチャーである主人公の比呂、彼の親友兼ライバルで天性のスラッガー、英雄、彼らに想いを寄せる二人の少女の青春を描く。肘に爆弾を抱えた比呂が、英雄と別の高校に進学することから物語は始まる。野球を諦めた比呂だったが、肘の故障が誤診であったことから野球を再開。二人はライバル校の選手として対峙することになる。また、二人の幼馴染であるひかりと比呂に想いを寄せる春華の存在により、四人の関係は複雑なものになっていく。本作は、恋愛とスポーツが融合した青春野球漫画である。試合シーンでは、戦術的な描写はもちろん、選手の心情や人間関係、登場人物の成長といった要素が重視されている点が特徴となっている。小学館「週刊少年サンデー」1992年32号から1999年50号まで連載。テレビアニメ化され、1995年6月から1996年3月まで放送された他、2005年にはテレビドラマ化された。
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