「JS研究所」がイマドキの女子小学生3000名に聞いた2023年上半期JSトレンドランキングを発表! 好きな曲第一位はYOASOBIの『アイドル』

2023/09/07

小学館は小学校低学年女児向け雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌20年連続部数No.1『ちゃお』の読者とそのご家族を対象にした読者アンケートを両誌創刊以来、定期的に実施。2022年の8月より女子小学生(JS)のリアルな本音を、各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足しています。

今回は、8月19日(土)20日(日)に開催した『ちゃお×りぼん ガールズコミックフェス』の「JS研究所」ブースにて公開した、2023年上半期のJSトレンドに関する調査結果を発表、またその結果から見える“JSヒットの法則”について『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集長からのコメントともに紹介いたします。

ちゃおランド: https://ciao.shogakukan.co.jp/news/   
ぷっちぐみ:https://pucchigumi.net/

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イマドキJSの流行りとは?

小学館「JS研究所」アンケート 『2023年上半期トレンド』 調査 トピックス

<好きな曲・TikTokに関するアンケート>

「好きな曲」はアニメ『推しの子』の主題歌『アイドル』(YOASOBI)が圧倒的第一位という結果に!キャッチーなメロディや歌詞に加え、小学生でも覚えやすいダンスが人気の理由と推測できる。「好きなTikTok」では、YouTuberとしても活躍する「MINAMI」さん(@minami.0819)が第一位に。彼女のファッションセンスやクオリティの高いダンス動画が注目を集めている模様。

<なりたい職業に関するアンケ―ト>

低学年JSの第一位は「パティシエ」・高学年JSの第一位は「まんが家」!低学年と高学年での違いが顕著な結果に。

<好きな言葉・宝物に関するアンケート>※『ちゃお』読者アンケート

好きな言葉は「ありがとう」「大好き」「かわいい」がトップ3に。「宝物」は「家族」や「ペット」など自身に身近な存在を大切に考えているJSが多数。

『JS研究所』ブースにて最新トレンドを公開&リアルアンケートを実施!

8月19日(土)20日(日)の2日間、パシフィコ横浜にて開催した『ちゃお×りぼん  ガールズコミックフェス』にて「JS研究所」ブースが登場! イベントには約3万人の来場者が、そして「JS研究所」ブースには800名を超えるJSが「JS研究所」ブースに遊びにきてくださいました!

本ブースでは“エンタメ”や“職業”などに関する調査結果を『2023年上半期JSトレンド』として公開したほか、 “おやつ”や“メイク”に関するアンケートも実施。アンケートに回答いただいたご家族には、お土産として「JS研究所」オリジナルノート、見た目もかわいく子どもたちに人気の『ココナッツサブレミニ』(日清シスコ)や、お母さんにも嬉しい化粧下地『朝用スキンコンディショナー UVミルク』(セザンヌ化粧品)をプレゼント。

今年『ちゃお』読者に向けて実施した「夏にいきたい場所」に関するアンケートでは「テーマパーク・遊園地」が第一位でしたが、『ガールズコミックフェス』でもたっぷりと楽しんでいただけていた様子です。

<好きな曲・TikTokに関するアンケート>

「好きな曲」ランキングでは、アニメ『推しの子』の主題歌でもある『アイドル』(YOASOBI)が圧倒的第一位という結果に。二位にランクインした『可愛くてごめん(feat.かぴ)』(HoneyWorks)は、昨年からJSに大人気の楽曲です。どちらも歌詞に合わせてポーズをきめながら踊るダンス動画から人気に火がついており、イマドキJSから人気を集める曲と、ダンス、SNSでの話題化は切ってもきりはなせない要素になっていると言えます。

JSたちのトレンドを生む源泉のひとつにもなっている「TikTok」の人気NO.1は「MINAMI」さん(@minami.0819)。TikTokのフォロワー数は240万人(2023年8月26日現在)で可愛らしいビジュアルとファッションセンス、そしてダンス動画投稿が強い人気を集めています。上位の「ゆらねこ」さん(@yuraneko_)や「なえなの」さん(@naenano)など、自分たちの世代より、ちょっぴりお姉さんたちの投稿や発信に憧れを抱いて、トレンドをキャッチしているのかもしれません。

また、2023年7月のレポートにて公開した『好きなYouTube』ランキングでは、メンバーで楽しく“おしゃべり”をしながら、『マインクラフト』などのゲーム実況をするチャンネルが人気でした。JSの間で流行しているYouTubeチャンネルの傾向によって、女児向けコンテンツのヒットの法則を垣間見ることができます。

<将来なりたい職業に関するアンケート>

「将来なりたい職業」についてのアンケート回答は、低学年JSと高学年JSでの違いが興味深い結果となりました。低学年JSでは「パティシエ」「アイドル・歌手」「ケーキ屋さん」がトップ3にランクイン。自分たちが好きなものを作ったり、関わったりできる仕事に関心があるようです。「YouTuber」も8位となっており、幅広いジャンルのお仕事への興味関心がうかがえます。

一方で、高学年JSでは、「まんが家」「医師」「保育士」「学校の先生」などが上位にランクイン。「医師」は数年ぶりに上位へ復活しました。他にも「看護師」や「獣医師」など人や動物を助けられる仕事に票が集まりました。

〈好きな言葉・宝物に関するアンケート〉 ※高学年JS『ちゃお』読者を対象

JSの「好きな言葉」は長年変わらず「ありがとう」が第一位、「大好き」「かわいい」と続きます。日頃から自分たちがよく言う言葉、友達や家族から伝えられている言葉なのかもしれません。2023年5月に発表した、「JS流行語」はYouTubeや推しから影響を受けている言葉が多く、「好きな言葉」とはかなり違う結果が出ています。

「宝物」にはほとんどのJSが「家族」や「ペット」などの身近な存在を挙げています。今回の“ガルフェス”でも家族と一緒に遊びにきているお子様が大半でした。また高学年になっても、まだまだ「ぬいぐるみ」を大切にしているJSが多いです。

2023年JSトレンドから分析!JSヒットの法則は『歌』『ダンス』『おしゃべり』?

最近は女児の間でもゲーム実況チャンネルの人気が急上昇しています。単にゲームが好きというよりも、「カラフルピーチ」や「ちろぴの」「すとぷり」など、グループで“わちゃわちゃ”おしゃべりしているコンテンツが好きだと推測できます。

また「好きな曲」にはYouTubeやTikTokでカバーされ拡散していった曲が目立ちます。アニメ放送開始から瞬く間にトレンドへランクインした「推しの子」はYOASOBIの「アイドル」が人気を大きく後押ししたと見られ、「歌」と「ダンス」で心を掴むことがヒットの鍵と言えるかもしれません。

■編集長からのコメント

JSに今、爆発的に流行っているのは『アイドル』です。アニメ『推しの子』の主題歌として一気に人気になり、歌うのはもちろん、ダンスもして楽しんでいます。軽快なノリが合っているようです。

また、なりたい職業は「漫画家」「医師」「保育士」と同年代の男の子に比べるとかなり現実的。人を助ける仕事がしたいという子が多く、働く意味に重きをおいているというしっかりっぷりです!
(『ちゃお』編集長)

5~6歳の女児は主にお人形遊びなどで“お世話ごっこ”を好む傾向があるように思います。7~8歳小学校低学年女児はアンケート上位の通り、「パティシエ」や「アイドル歌手」など自分で何かを表現することに目覚める時期なのでしょう。9歳~小学校中高学年になってくるにつれ、「医者」や「保育園、学校の先生」など、より具体的に人に対して“お世話”できる職業に憧れを抱いているように、女の子も自己と他己との関係性を確立させながら、段階的に成長していくものなのかもしれないと思いました。
(『ぷっちぐみ』編集長)

小学館 「JS研究所」について

「JS研究所」は、2022年8月より発足。小学館が発行する女のコ雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌『ちゃお』の編集部員がタッグを組み、女子小学生のリアルを紐解くプロジェクトです。

『ぷっちぐみ』、『ちゃお』では、これまでにも定期的に読者アンケートを実施し、誌面づくりやパートナー企業への情報提供に活用してきました。この読者アンケートは毎月熱心に雑誌を読んでくださっている、お子様とそのご家族の方が、手書きのアンケートに回答いただく形式を創刊以来続けてきました。

また、『ぷっちぐみ』『ちゃお』に寄せられたアンケート回答をもとにしたオリジナルマンガコンテンツ「おしえて!JS研究所」を、ちゃおコミ(ちゃおまんがが無料で読めるサイト)にて連載中!こちらもぜひお楽しみください。

〈アンケート調査方法〉 「2023年上半期JSトレンドに」関する調査 

※『ちゃお』2023年6月号・『ぷっちぐみ』2023年6・7月号読者アンケート

【ちゃお】
・調査期間:2023年 5月 1日~ 5月 30日
・調査対象:全国の6歳~14歳の女児
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:2065、集計数:500
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

【ぷっちぐみ】
・調査期間:2023年4月 28日~ 6月 30日
・調査対象:全国の6歳~12歳の女児
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:665、集計数:665
・調査方法:雑誌のハガキアンケート

編集部には毎月、両誌併せて1万枚近くのハガキが届きます。両編集部からの視点で女子小学生のリアルを定期発信する他、こうした取り組みに賛同いただける企業の皆様と様々なプロジェクトでご一緒できればと考えています。読者への共同調査、コラボ商品開発、合同イベント開催等、是非お声がけください!

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