最大の強みは、サイトのみならずLINEやインスタグラムを活用することで得られるユーザーデータです。『Precious.jp』能 聡子編集長インタビュー

2023/03/01

PRの結果を確実に出せる、グローバルに通用するユーザー動向の数字を持つ

能 聡子編集長は『Domani』創刊に携わったのち、『CanCam』、『AneCan』、『DIME』編集部を経てデジタル事業局へ異動し、『美的.com』の編集長に。2020年より現職に就任し、フィーチャーフォンの3G時代から現在まで13年間、デバイスが目まぐるしく変化するデジタルメディアに携わり続けています。

タイミングを逃さず、スピード感をもってターゲットに届ける配信力

自身で仕事をもつ富裕層の女性が読者の『Precious』のサイトが『Precious.jp』です。

「本誌創刊から一貫して日本で唯一無二の〝実用ラグジュアリー〟媒体で、培ってきたハイクオリティなクリエイティビティをそのままデジタルの世界で体現しています」

本誌とウェブ版のコアターゲットは同じです。

「本誌のデモグラフィックと同様に、ウェブも40代以上の有職富裕層の方が読者対象になりますね。一般的なイメージだと、この年代はデジタルが苦手と思うかもしれません。ですが、実際は『Precious』のLINE公式アカウントやインスタグラムのメインユーザーは40代女性。他の年齢層より敏感に反応される印象を受けます」

そんな読者がよくアクセスしているのがLINE。成長が著しいそうですね。

「LINEでは配信すると、1日数千ものクリックがあります。だからといって、いたずらに登録者数を増やそうとはしていません。ターゲットリーチとクリック率をマークし、どのような属性の方が、次に何をクリックしているのかなどのデータをとり、配信に最適な時間帯や取り上げるアイテムを選んでいます」

直近では、デジタルならではの速報性と『Precious』のブランド力が一致した成功事例があります。

「最強開運日とされる『一粒万倍日』では、インスタグラムでラグジュアリーブランドのお財布を紹介するリールを作成。インスタグラムでは、ジュエラーの新製品発表時の1日ジャックも行いました。デジタルらしいスピード感で需要がある時期や旬に合わせて発信するだけでなく、華やかビジュアルで話題を醸成してましたね」

こういったことが成立する理由は、アクセスデータを解析しているからです。

「ウェブメディアはアドテクノロジーとは不可分です。PV、UU、インプレッション、リーチ、再生回数からユーザーの動線まですべてを分析。ウェブだけでなく、SNSもメディアとしてとらえていますので、どのような属性の方が、どのようにクリックを進めていくのかも数値化しています」

デジタル活用によるビジネス発展の可能性をクライアントに提案できる

効率的に〝届く〟配信が可能なだけに、能編集長はビジネスを取り巻く環境が変化している現在を好機ととらえています。

「2021年に電通が発表しましたが、マスコミ4媒体の総計をインターネット広告が抜くという、日本の広告費で大きな変動がありました。コロナ禍の広告費の復調が一斉にインターネットへ移行したということですが、出版社の苦境ではなく、むしろウェブメディアにとって大きなチャンスととらえています」

そのチャンスを最大限に活かせるクライアントは、『Precious.jp』らしく日本と世界のラグジュアリーブランドです。

「世界と繋がっているグローバルカンパニーは、本国からPRのプランニングを求められることも多々あります。提案するには数字の根拠も必要になると思いますが、そのデータを持っているのが『Precious.jp』。クライアントのPRマネージャーの皆さまのプランニングの一助になると考えています」

サイトおよび各SNSのユーザーデータは、どのような活用が考えられるでしょうか。

「店頭導線の拡充、ECサイトへのコンバージョンの高いターゲット層の送客、周年記念に合わせた大量のインプレッション、催事のチケット予約をフックにLINEの登録の拡大、記事の読了時間や滞在時間、態度変容など。ご予算と目的に合わせて手法は様々ですね。日頃からデータに基づいた解析やターゲッティングを行っていますから、単純な出稿では終わらず、次のビジネスの一手を担うところまでご一緒できるかと思います」

コロナ禍でリモートワークに完全移行したという編集部。ウェブメディアらしく、部員が働きやすいようにオンライン上をしっかりと整理し、スピード感を損なわない工夫がなされています。

「働き方をDX化し、ビジネスチャットにて相談から決定、実施という編集部内のことはリアルと遜色ないように設計をしています。さらにキャスティングまでもオンラインでワンソース・マルチユースにできるよう体制を整えました」

デジタルに関わってきた能編集長が、プライベートで興味があるのはVR。『Oculus Quest(現・Meta Quest)』でテニスやヨガなどを楽しみながらも、仕事への活用を考えていました。

「現在、編集部のインフラ機能はすべてビジネスチャット内になりますが、いずれはVRと併用していくのが夢です。出社もVR出社も障壁のない、自由で効率の良い働き方ができるのではないでしょうか。ファッション領域でも、VRならではのショーやシミュレーション、それらをSNS直結で拡散という事例も多いので大変に興味深いですね」

VRを利用して「何億もするジュエリーを身につけるようなイベントができるかもしれませんね」とも語る能編集長。タブレット端末が登場、通信速度は5GとなりSNSが台頭するという変化の時代に柔軟に対応してきたからこそ、『Precious.jp』とクライアントの架け橋になるデジタルを活用したアイデアにあふれています。 

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