『HugKum』が保護者392人を調査。赤ちゃんから小学生まで「子どもの靴」にまつわるアレコレ。買い換え頻度は? どう選ぶ? “あるある”なお悩みまで
2025/09/04

子どもの成長に合わせて適切なサイズやデザインを選びたい「靴」。今回はHugKum読者392人に、「子どもの靴の選び方・お悩み」について意識を調査しました。正しい靴のサイズってどう選ぶの? 保育園に通う子どもの靴、どうしてる? 価格やサイズ、耐久性など、さまざまなお悩みが寄せられています。赤ちゃん、幼児、小学生の子どもを持つ親の、それぞれの年代ならではのお困りごともご紹介します。
■アンケート概要
・調査期間 2025年4月30日~5月25日
・調査対象 HugKum読者 有効回答数392
目次
子どもの靴、どうやって選んでる?
「子どもの靴の選び方」に関する本アンケート。乳幼児から小学生まで、幅広い年代の子どもを持つ保護者が答えてくれました。まずは、子どもの靴を選ぶときのポイントや、購入頻度について、実際の意見をご紹介します。

「子どもの靴を選ぶ際に最も重視するポイント」を尋ねたところ、「快適さ」(198人)、「デザイン」(87人)、「価格」(42人)と続きました。履きやすさや履きごこちといった「快適さ」を重視している人が半数以上と、納得の結果になりました。

買い替えの頻度を尋ねたところ、「6か月に1回」(172人)が最も多く、次いで「3か月に1回」(150人)、大きく票を離し「1年に1回」(46人)となっています。
特に成長の著しい幼児期には、半年に5ミリ程度足のサイズが変わるそう。足に合わない靴を履いていると、足や爪のトラブルにつながるほか、身体の成長にも影響を及ぼす可能性があるそうです。こまめに子どもの靴のサイズが合っているかを確認し、適正なサイズの靴を選んでいきたいですね。
子どもの靴を買う場所は「実店舗」が圧倒的多数!

子どもの靴をどこで購入するか、という問いでは、圧倒的に「実店舗」(316人)が多い結果となりました。やはり実際に履きごこちやサイズなどを確かめて買いたい方が多いようです。
「子どもの足に合っているか、店員と話して決めたい」(男性/埼玉)、「ネットで購入するとサイズが合わなかったり、履きごこちが悪かったりするので、実店舗で購入しています」(女性/埼玉)などの意見が挙がっています。
実店舗に行って購入するのが一番ですが、どうしてもネットで購入せざるを得ない場合には、靴のメーカーやブランドが提供している「足のサイズを測るツールやアプリ」を活用するのもいいでしょう。
子どもの靴選びのお悩み、みなさんのトップ3はこちら!

そんなお子さんの靴選び。では実際みなさんは、どんなお悩みを抱えているのでしょうか。
アンケートによれば、HugKum読者のお悩みトップ3は、「価格が高い」(169人)「サイズが合わない」(154人)「すぐに壊れる」(106人)という結果となりました。

自由回答で寄せられた、生の声をご紹介します。
「価格が高い」
・よい商品は、価格が高い。(女性/神奈川)
・子どもの靴の値段が高く、頻繁に買い替えるのがとても大変。(女性/岩手)
・値段が安いものをいつも選んでしまい、しっかりした靴が買えない。(女性/奈良)
・実店舗で買うと、ネットで買うよりも高い。(女性/埼玉)
買い替え頻度が高くて出費が痛い…。ちゃんとしたものを選ぼうとするとどうしてもお金がかかる…。そんなお悩みを持つ方が多数いらっしゃいました。
「サイズが合わない」
・本当に子どもの足にフィットしているのかわからない。(女性/北海道)
・サイズは正しいはずなのに足にフィットしない。(女性/静岡)
・サイズ感がブランドによって違って選びにくい。(女性/大阪)
・足幅が広く、甲高のため、細身の靴が入らない。(女性/静岡)
・履いている靴が子どもになじんでいたので、同じメーカーのデザインが違うものをサイズアップして購入しましたが、少しきついようでなかなか履き慣れません。同じメーカーだと履きやすく、サイズにも問題ないだろうと思って購入したのですが、失敗でした。(女性/大阪)
多数挙がった「サイズ選び」のお悩み。足のタイプによってはなかなか合う靴が見つけられなくて大変、という方もいらっしゃるようです。
同じサイズ表記でも、ブランドによってサイズ感が異なる場合も多々あります。多彩なブランドを取り扱う靴専門店では、スタッフがそれぞれのブランドの特徴などを熟知していることが多いので、困ったときには相談してみるとよいでしょう。
「すぐに壊れる」
・安い靴を買うと、すぐに靴裏が剥がれてしまう。(女性/北海道)
・かかとを踏むくせがあり、かかと部分がすぐ型崩れしてしまう。(女性/大分)
・同じ靴ばかり履きたがるので、すぐに穴が開く。(女性/神奈川)
・かわいい靴を買っても、すぐに泥だらけにしてしまう。(女性/大阪)
・靴の面ファスナーをしっかり止め直さず履いて、すぐにボロボロになってしまう。(女性/大阪)
靴そのものの耐久性はもちろんのこと、履き方や遊び方などによっても、すぐにダメになってしまう…。子ども靴ならではのお悩みに、共感できる部分も多いのではないでしょうか。
赤ちゃん、幼児、小学生…それぞれの年代ならではのお悩みも

1.「赤ちゃんの靴」のお悩み
・赤ちゃんは話せないので、足が痛くないか、我慢して履いているのではないかと不安になります。(女性/岐阜)
・よちよち歩きの時期は、合わない靴だとすぐに転んでしまう。(女性/神奈川)
まだ歩くのに慣れていない赤ちゃん。おしゃべりができないので、靴が合っているのかどうか不安になりますよね。さらに、「いつからファーストシューズを履かせたらいいかわからない」というのも、乳児期あるあるなのではないでしょうか。
2.「幼児の靴」のお悩み
・保育園に持っていくので名前を書かなければいけないが、名前を書くスペースがない靴が多い。(女性/千葉)
・保育園で毎日汚してくるので、次の日までに乾かすのが大変。(女性/栃木)
・普段履く用と保育園用に2足必要で、3か月ごとにサイズアップするので、出費が多い。(女性/神奈川)
・娘が選んだ靴が履きにくそうなものだと、どこまで本人の意見を尊重して選ぶのがいいか悩みます。(女性/岐阜)
幼児の保護者のみなさんからは、保育園関連のお悩みが多数挙がりました。「頻繁に洗わなければいけないけれど、正しい洗い方がわからない」という声もありました。
3.「小学生の靴」のお悩み
・活発な遊びや激しい運動をすることが多く、つま先をはじめ全体的に汚れがひどく、穴も開き、サイズアウトする前にぼろぼろになってしまうことが増えました。(女性/宮城)
・キックバイクに乗るようになってから、靴がすぐいたむようになり困っています。(女性/東京都)
遊び方も過ごし方も激しくなる小学生。特に活発なお子さんの履く靴はすぐボロボロになってしまいます。「どうしてそんなところに穴が開くの!?」というような壊れ方をすることもありますよね。アンケートでは「3日で靴が壊れた」という悲しい回答もありました。
子どもの成長に合わせてお悩みが異なるように、靴の選び方や選ぶポイントも少しずつ違ってきます。ぜひ今回の結果を参考に、よりよい靴を選んであげてみてください。
子どもの靴、お下がりはNG? “大きめ”はどこまで許容範囲?を調査した結果はこちら