おこづかいの使い道に変化! 女子小学生の金銭感覚をJS研究所が分析
2026/05/11

『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部によるリサーチプロジェクト「JS研究所」が、女子小学生(JS)を対象に「おこづかい」に関する最新調査を実施。使い道やお金が足りない時の対応、貯金の実態から、α世代のリアルな金銭感覚が見えてきました。
目次
おこづかいの使い道、低学年は「遊び」、高学年は「本・漫画」へ
「おこづかいの使い道」に関する今回の調査では、低学年の1位は「ゲーム・おもちゃ」、2位「キャラクター雑貨」、3位「本・漫画」となり、ホビーやキャラクター関連への支出が中心となっています。

一方、高学年では「本・漫画」が1位となり、「文房具」「推しグッズ」が上位にランクイン。低学年で上位だった「ゲーム・おもちゃ」は4位となり、関心の変化が見られました。「本離れ」「漫画離れ」と言われて久しいですが、子ども達にとっては身近なメディアとしての存在感を保っています。

また、低学年と比べて高学年で割合が大きく伸びた使い道を見ると、「日用品」が4.4倍で1位、「美容・コスメ」、「お洋服」と続きました。学年とともに、おこづかいの使い道が遊び中心から、日常生活や自己表現に関わる項目へと広がっている様子がうかがえます。

足りないときはフリマアプリ? 学年で異なる対応
「欲しいものがあるのにお金が足りない時の対応」を見ると、低学年では「お手伝いをする」が最多となりました。一方、高学年では「お母さんに頼む」「お父さんに頼む」といった回答が多く、家庭内でのサポートを受ける行動が中心となっています。
そのほか、「いらないものを売る(フリマアプリやリサイクルなど)」「フリマアプリで安いものを探す」「手づくりしたものを売る(ビーズアクセサリーなど)」といった回答も見られました。フリマアプリやリユースといった選択肢が身近になっていることもあり、さまざまな方法でお金を工面する行動が広がっている様子がうかがえます。


貯金は?低学年は「半分」、高学年は「自分で決める」
「おこづかいのうちどれくらいを貯金するか」を見ると、低学年では「半分くらい」が最多となり、家庭のルールに沿って堅実に貯金をしている様子がうかがえます。
高学年では「自分で決めた金額を貯金する」が最も多く、おこづかいの管理を自分で行う傾向が見られました。学年が上がるにつれて、貯金の仕方にも主体性が表れているようです。


また、貯金額については「1,000円以下」が最多となる一方で、「1万円以上」と回答した割合も約13.5%にのぼり、「5万円以上」の貯金を持つ層も4.0%いました。個人差はあるものの、まとまった金額を貯めている女子小学生の存在も見て取れます。

おこづかいに表れる、女子小学生の成長と価値観
今回の調査からは、女子小学生のおこづかいの使い方や貯金、工面の仕方に、学年による変化が見られました。低学年では遊びやキャラクター関連への支出が中心である一方、高学年になるにつれて本や文房具、推しグッズなど興味関心の広がりが見られます。また、お金が足りない時の対応や貯金の仕方にも違いがあり、日常の中でお金との向き合い方が変化している様子がうかがえました。こうした結果について、各誌の編集長は次のようにコメントしています。
「子どもたちのおこづかい事情は時代を反映する部分も大きく、常に注目しています。使い道ランキングはもちろん、倍率ランキングは非常に興味深い結果となりました。『美容・コスメ』の倍率の高さは、自分に対してお金を使うようになるという女児ならではの成長と変化がはっきりと見て取れるものとなっています」(ちゃお編集長)
「『ぷっちぐみ』読者の子たちは、本もまんがも大好きだけど、やっぱり興味があるのはキャラクター。おこづかいをキャラものに使っているのが印象的。お手伝いをしておこづかいをもらう子が多いのは、家族仲の親密さがゆえかなと感じます」(ぷっちぐみ編集長)
JS研究所から次世代マーケットのリアルデータを分析

JS研究所は、2022年に小学館の『ぷっちぐみ』『ちゃお』編集部が共同で立ち上げたリサーチプロジェクトです。毎月5,000通を超える読者アンケートを定量・定性両側面から分析し、女子小学生の価値観や行動をリアルタイムで可視化しています。誌面づくりだけでなく、企業との共同調査やコラボ商品開発、イベント企画などへの活用も期待され、次世代マーケットの生データを扱うプラットフォームとして注目を集めています。
今回の調査では、おこづかいの使い道や不足時の対応、貯金の仕方を通じて、女子小学生のお金との向き合い方に変化が見られることが明らかになりました。JS研究所では、こうした日常の行動や選択に表れる価値観の変化をこれからもていねいに可視化し、読者のリアルに寄り添う企画づくりにつなげていきます。
<アンケート調査方法>
「おこづかい」「お金が足りない時の対応」「貯金」に関する調査
※『ぷっちぐみ』2025年12・1月号、『ちゃお』2025年11月号
【ぷっちぐみ】
・調査期間:2025年11月1日~12月28日
・調査対象:『ぷっちぐみ』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:1,000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート
【ちゃお】
・調査期間:2025年10月3日~10月31日
・調査対象:『ちゃお』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・集計数:1,000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート
■「ちゃお」編集部公式サイト「ちゃおプラス」
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“現在の子どものリアル”を知る調査レポートについて
小学館では、女子小学生を対象とした「JS研究所」とともに、「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」による、おもに男子小学生を対象とした意識や流行に関する調査結果を発表しています。ぜひこちらもお読みください。
コロコロコミック研究所
| 概要 | 男子小学生のリアルを定期レポート |
| ターゲット | 男子小学生 |
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